電子手形、09年度に・経産省計画案
経済産業省は企業が発行する手形をペーパーレス化した「電子手形」を普及させるための基本計画案をまとめた。金融機関がつくる電子手形の一括管理機関への政府の出資を検討し、2009年度からの制度の開始を目指す。紙の手形に比べ利便性を高める方針だ。
手形の電子化を認める「電子記録債権法案」が今国会に提出されており、成立する見通し。経産省は電子手形の取引に関する詳細なルールづくりを進めていた。中小企業からは「売掛債権を手形化して資金調達に活用したい」との声もあり、紙の手形より便利な電子手形の需要は大きいと判断した。
（『NIKKEI NET』より）
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