アジア大洋州地域、ホテル売買1兆円規模・07年見通し
アジア大洋州地域で高級ホテルの売買が急増している。2007年の域内のホテル売買額は80億ドル(約9600億円)と05年に比べ約3倍に拡大する見通し。シンガポールなど東南アジア諸国や日本でホテルの資産所有と経営・運営の分離が本格化し、国際的なファンドがホテル資産の売買に流入している。域内の旅行需要が旺盛でホテル投資の利回りが堅調な点も背景にある。
ホテル売買支援やコンサルティングなどを手掛ける米ジョーンズ・ラング・ラサール・ホテルズ(JLLホテルズ)は、今年のアジア大洋州地域のホテル売買予測額を当初の70億ドルから80億ドルに上方修正。前年比36%増と見込む。07年の世界のホテル売買予測額は約700億ドルだが前年比ほぼ横ばいの見通し。アジア大洋州地域のホテル売買増加が目立つ。
(『NIKKEI NET』より)
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