NTTドコモ「1人負け」…携帯大手3社決算
携帯電話大手3社の2007年3月期連結決算が8日、出そろった。
昨年10月に始まった「番号持ち運び制度」で他社からの転入数が転出数を上回るKDDIの携帯電話(移動通信事業)部門は増益だったが、転出超過が続くNTTドコモは減益となり、明暗が分かれた。
KDDIの番号持ち運び制度による契約純増数は81万6000件となり、営業利益は過去最高だった。
一方、ドコモは持ち運び制度による契約の純減が約63万件となり、第3世代携帯電話機「FOMA(フォーマ)」をメーカーから買い上げるコストが膨らんだことなどから減益になった。
ソフトバンクモバイルは、1月に導入した新料金プランの効果などで年間契約数は85万件の純増となり、前期比で4倍に達した。
(2007年5月8日23時0分 読売新聞)
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