ドトール「統合で価値向上」 米ファンドに反論
ドトールコーヒーは13日、第2位株主の米投資ファンド、ハービンジャー・キャピタル・パートナーズがドトールと日本レストランシステムの経営統合案に反対していることに対して、反論する見解をまとめ発表した。
ハービンジャーは、日レスとの経営統合案について、「ドトールは単独でも事業価値を高めることが十分に可能」「経営統合は大きなリスクを伴う」など5つの理由をあげて反対を表明している。
これに対しドトールは、「事業価値の向上を加速するには、日レスとの経営統合が不可欠」と経営統合の必要性を説明。日レスとは事業上の重複分野が少なく、統合によるシナジー(相乗)効果はリスクを大きく上回るとした。
また、ハービンジャーが株主の権利を不当に制限する可能性があるとし反対する買収防衛策については、株主の利益保護に必要としている。
(6月14日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ)
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