着物ブランド「撫松庵」を運営する新装大橋(東京都新宿区)は、ネット上の仮想世界「セカンドライフ」でアバター用服飾店「ノンコ浪漫館」を運営する桜井美月祈(みつき)さんと協力し、桜井さんがセカンドライフで販売している浴衣、帯などを実際に製品化した。31日まで、東京・新宿の百貨店「伊勢丹」で展示販売している。
販売しているのは浴衣4点と帯、下駄、かんざしなど計18点。桜井さんは実際の和服をデザインした経験はなく、何層にも重なったリボンの帯やビーズを縫い付けた下駄など、和装としては斬新なデザインになった。新装大橋は「発想が新鮮だった。呉服の職人に伝えるのが大変で、小物類は洋服を製造する会社に頼んだ」という。桜井さんは「(実際に着物を見て)思った以上にかわいいので驚いた。着物のことを何も知らなかったので、今回は勉強になりました」と話す。
セカンドライフを運営する米リンデン・ラボのジェイソン・リンク広報マネジャーは「バーチャルのものがリアルになり、それが日本の伝統的な着物だったことがうれしい。こういった取り組みが広がれば、多くの人がセカンドライフの可能性を感じてくれるのではないか」と期待する。
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浴衣というと、今ではめったに着なくなったものですが
なんとなく風情を感じる日本独自のものですよね。
古来からの浴衣もいいんですが、こんな新企画の浴衣は洋服と同じ感覚で身につけて頂ければ
また、「古来の良い物を知りたい!」キッカケになるような気します。
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